■ 3.FreeCAD スケッチャーワークベンチ を使う。
【例題として屋根瓦をスケッチしてみましょう】
◎プリミティブツール:円弧を作成 ツール等を使用し作成します。●屋根瓦スケッチ
●屋根瓦パーツデザイン (スケッチした瓦断面を押し出し立体化)
スケッチャーワークベンチで使うCADツールはこちらの説明を参照してください。
<重要>スケッチャーワークベンチは2D(2次元図面)のスケッチを作成するツールです。
・曲線を多用したいろいろな図形が描けます。
・スケッチャーで作成した線図を、パーツワークベンチの押し出しツール等を使い3Dに(ソリッド化)します。
◆以下は、スケッチャーワークベンチの基本的な手順の一例です◆
1.FreeCADの起動とスケッチャーワークベンチの選択
・FreeCADを起動します。
・メニューバーの「ワークベンチ」から、「スケッチャー」を選択します。
※ウィンドウ上のツールバーのWorkbench_Sketcher、またはメニューの[View]-[Workbench]-[Sketcher]で切り替えが可能です。
2.新しいドキュメントの作成
・「ファイル」メニューから「新規作成」を選択し、新しいドキュメントを開きます。
・「スケッチ」のメニューから「スケッチを作成」を選択し、新しいスケッチを開きます。
3.平面の選択
・スケッチを描くための平面を選択します。通常、XY平面がデフォルトで選択されています。
4.スケッチを描く
・スケッチャーワークベンチ上でツールバーから適切なツールを選択し、マウスを使用してスケッチを描きます。
例えば、直線ツールや円ツールなどがあります。
5.寸法を追加する
・描いたスケッチに寸法を追加して、形状を具体的なサイズに定義します。
・寸法ツールを使用して、直線の長さや円の半径などを指定します。
6.制約を追加する(線の拘束)
・スケッチに対して追加の制約を設定して形状を制御します。
例えば、2つの直線を垂直にしたり、一定の角度を保ったりします。
7.スケッチを終了する
・スケッチが完成したら、コンボビュー上で「閉じる」を選択します。
8.3Dモデルを作成する
・スケッチが完成したら、「パーツデザインワークベンチ」を使いスケッチを3Dモデルにします。
一例として「押し出し」機能や「回転」機能でスケッチを3D化します。