■ ⑥初心者向けの難易度がやや高い３Ｄ作図を練習をします。
●換気扇の羽を作る。
※この換気扇の羽のFreeCadファイルをこちらからダウンロードして参考にしてください。
●パーツワークベンチ、パーツデザインワークベンチで作成します。
・最初にパーツワークベンチで、羽の中心の円柱を作ります。
・パーツワークベンチの「プリミティブを作成」機能で円柱の外周に螺旋を作成します。
※螺旋の長さ、ピッチ等調整をして下さい。
・パーツデザインワークベンチで羽の断面を作図し、スイープ機能を使い羽を完成させます。
※ダウンロードしたFreeCadファイルを参照し、同じように出来るか作成練習してみてください。
●水車を作る。
※この水車のFreeCadファイルをこちらからダウンロードして参考にしてください。
●パーツワークベンチで作成します。
・ホイールの周りに羽板を「マルチ変換を作成」機能で、複数配置しました。
※「マルチ変換を作成」機能を利用し簡単に複数の羽板の作図ができました。
この機能は有用です。いろいろ試してみてください。
※ダウンロードしたFreeCadファイルを参照し、同じように出来るか作成練習してみてください。
●ブルドーザーの履帯を作る。
※このブルドーザーの履帯のFreeCadファイルをこちらからダウンロードして参考にしてください。
●ドラフトワークベンチ、パーツデザインワークベンチで作成します。
・ブルドーザーの履帯（下駄の部分）です。
・イラストレーターで作成したｓｖｇファイルを、ドラフトワークベンチの「ドラフトからスケッチへ」機能を使いスケッチ線図に変換しました。
・ロフトを使い履帯作り、組み立てています。
・３Ｄプリントの写真は、履帯のシューの部分のみです。
※ダウンロードしたFreeCadファイルを参照し、同じように出来るか作成練習してみてください。
※この履帯を繋げるとブルドーザー用の長い履帯（キャタピラー）が出来ます。
●給食用トレイを作る。
※この給食用トレイのFreeCadファイルをこちらからダウンロードして参考にしてください。
●パーツデザインワークベンチで作成します。
・一番の注意ポイントはパーツデザインワークベンチの「厚み」機能を使いトレイの厚みを作るところです。
・最初にトレイ全体（外周）をスケッチし押し出します。
・トレイの窪んだ部分をスケッチし「ポケット」機能で底厚を残しくり抜きます。
・「フィレット」で角を丸くした後、「厚み」機能を使い板状に整形して完成です。
※ダウンロードしたFreeCadファイルを参照し、同じように出来るか作成練習してみてください。
※紹介した以外にも、いろいろなメニューを使い、給食用トレイを作成する方法を自分で見つけて下さい。
●篭を作る。
※この篭のFreeCadファイルをこちらからダウンロードして参考にしてください。
●パーツデザインワークベンチで作成します。
・時々こんな形の建造物を見かけますね。 FreeCadでは意外と簡単に作れます。
・一番の注意ポイントはパーツデザインワークベンチの「加算パイプ」機能を使い斜めに配置した柱を作るところです。
※最初にデータム平面を作り、スケッチでスイープ経路を作ります。
・また、「マルチ変換を作成」で柱を円周上に複数（この場合２０本の柱で作成しています。）配置する際、柱がサポート形の外にはみ出さないように
しないとエラーになります。
※ダウンロードしたFreeCadファイルを参照し、同じように出来るか作成練習してみてください。
●次の練習でも初心者向けの難易度が高いものをいろいろなワークベンチで作成します。